003 タイトルについて

この日記のタイトルは『スリウォン通りの渡りかた』です。
 
クルンテープバンコクのことです)に来たことがある方なら、
聞いたことがあるかも知れませんが、スリウォン通りはクルンテープ都内を
東西に走る通りです。すぐ南に同じく東西に走るシーロム通りがあり
そのシーロム通りに比べると、道幅は狭いです。片側1車線しかありません。
 
日本のおじさまに人気のタニヤ通りは、シーロム通りとスリウォン通りとを
結ぶソイ(小径)です。私の実家や出身大学も、タニヤ通りから徒歩圏内だったりします。

スリウォン通りの交通量は多く、また信号はほとんどありません。
日本から来た観光客の方の多くは、渡れないかも知れません。
手前の車線と向こう側の車線が揃ってクリアになってから渡る、という日本の常識で
渡ろうとするとまず渡れないのです。
 
クルマとクルマの間に、4〜5歩あるける隙間が開いたら
まずセンターラインまで素早く渡ります。ここで止まって待つか、
渡ってから進む方向に移動しながら待つかはそのときによりますが
反対側の車線のクルマに同じような隙間が開いたら、残り半分を渡ります。
 
これを日本の方はまず出来ないのです。娘ほど若い女性に手を引かれて
スリウォン通りを渡る日本のおじさま方を、毎日見ることが出来ますよ。(笑)
 
道路の渡り方にさえ現れる『お国柄』というか、日本の良いところ
(at your own risk で勝負しなくても横断できる)などを
書いていければいいのですが、文才がありませんので
気負わず、思いついたよしなしごとを書いて行きたいと思います。